埼玉県自民党県議団 田村琢実という男

なんとも、おっそろしい条例案が提出されたものだ。

幸い、県民からの猛反対に応じる形で撤回されたようだけど、埼玉県の自民党県議団、団長の田村琢実、という男、故・安倍総理から、

自民党にいてはいけない男」

と断言されていた。道理で、と思った。共産党に移動した方が良いのではないか。

 

 

田村が中心になって提案した「虐待防止条例」案は、

●保護者らが小学3年生以下を自宅などに放置することを禁じ、

●小4~6の児童に関しては放置しないことを努力義務とし、

●子どもだけでの留守番や公園での遊び、集団の登下校、買い物に行かせることも「放置」に当たり、

●隣に回覧板を渡すのに子供をおいてちょっと家を出ることも「放置」に当たるそうだ。

 

これでは、共稼ぎの夫婦は埼玉で子供を持つな、と言っているのに等しいじゃないか。

今回はたまたま県民の猛反対が届いて撤回されたけれど、またいつか再提出される可能性がある。となると、共働きしながら子育てをしたいと思う夫婦は、危なっかしくて、埼玉に住もうと思わなくなるのではないか。埼玉の将来にどれだけ悪影響を残した条例案だったか。夫婦がいるならまだしも、シングルマザー(ファザー)になったら家を出られくなるじゃないか。

ちなみに私は幼稚園のときから「鍵っこ」だったけどね。

 

この、「自民党にいてはいけない」田村だけど、自身は、

「子供を持っていないし、子育てした経験も無い」

のだそうだ。