しばらく前、西日本に出かけた最大の理由は、アメリカ人旦那が、マツダ(広島市)の本社工場で、英語ツアーを催していることを知ったためであった。なので、今回の旅程は、予約を入れたマツダのツアーを中心とし、その前後どこへ行くか、を組んだ。
西日本に疎いため、旅程を組むのはかなり苦労した。
マツダ本社は、JR広島駅から3駅、向洋駅で下車してすぐ、のところにあった。
この、白い小さな車、「実際に走るんですか?」と聞いたら、これは、マツダの催し物で、子供が乗って遊ぶためにだけ作られた車で、動かない、という回答だった。けれど、子供が乗って楽しめば、将来的に、マツダの車を買ってくれるかもしれないね。
ツアーが始まるまでの待ち時間、本社フロアにあるいろいろな車を見た。マツダの赤は、ルビーのような深みがあり、きれいな色だと思う。
私がマツダの車を意識し始めたのは、赤いファミリアが街中目に付くようになってきたころかな。
あのトヨタでさえ、あのファミリアを「よく出来た車」と褒めた、と聞く。
マツダは最初、↓こんな三輪からスタートした会社だそうだ。ほかにも、レトロな車が数々展示されていた。
工場の中は、写真撮影は一切禁止。よって、工場の写真は無し。
しかし、しかし、しかし(怒)!
この英語ツアーをガイドした若い男性社員の英語が、超ど下手で、頭痛がするくらいひどかったのだ。旦那に、
「ねえ、あの人の言ってること分かる?」
と聞いたら、
「ちっともわからん」
だって。そのうち、ツアー参加者のみなさん、このガイドを聞くのに嫌気がさしてきたとみえ(私らも)、後半では、ガイドを無視して好きなところをあっちこっち見てまわっていたくらいであった。
マツダほどの企業なのだから、てっきりnative speakerか帰国子女か通訳レベルの人をガイドに起用すると思っていたのに。
ほんと、理解に苦しむ。
みなさん、この英語ツアーには行かないようにね。
トヨタとか日産はこういうツアー、やってないのかな。