渋谷は、魔界に近い。
今から10年前、東横線が地下化して以来、方向感覚には自信がある私でも、一発で目的の地上に出られなくなった。あの、かまぼこ型の駅舎だったころは、JRにも井の頭線にもすぐ行けたし、駅のあっち側は東急文化会館、こっち側は東急プラザ、と、駅近の大型のビルもその二つくらいだったのに、今は見知らぬ高層ビルがニョキニョキ建っている。ううう。
その、東急プラザに、超久しぶりに行った。たどり着くまでが大変だった。いまだ工事が延々と続く渋谷、「駅のこっち側」などでは行けなくなっていた。
やっとの思いでたどり着き、2階から入ったら、行列発見。なんじゃー?と思ったら、「プレバト水彩画展 最後尾」というカードを持った女性が立っていた。ひゃー。私は「行けばすぐ入れる」とばかり思っていたのだが、この番組の人気がこれほどまでとは!
1時間半くらい待って、やっと会場入り口に着いた。浜ちゃんがお出迎え。
光宗さんの作品の一つ。
辻元さんの作品の一つ。
賀来千香子さんのも1つだけ。
5位とされた辻元さんの作品。ステンドグラスをこれほどまでに描き込むとは。
2位とされた田中道子さんの恐竜の骨格の絵。思わずひれ伏してしまうほど。
これが1位とされた光宗さんのボクシングシーンの作品なんだけど・・・・ う~~ん。
東急プラザの3階の1スペースにて、明日まで展示している。入場無料なのもうれしい。
芸能人には、天から二物も三物も与えられたような方々が多い。うらやましいな。
私はこの番組を見てから、俳句をかじりだした。俳句ってそれまで、引退した高齢者の余興のような感じで見られていたかもしれないけれど、夏井先生のおかげで若者らにも一気に広まった。この番組の功績は計り知れない。