女性宮家には反対、しかし

一般参賀には、発表によると、約14万人も訪れたそうだ。あのカップルにそんなに人望があったのかと、驚いた。

 

昭和から平成に代替わりしたときよりも3万人多い、という補足はどうかと思う。その時は、冬だったし、昭和天皇崩御という悲しみがあった。今回は、上皇陛下ご存命のうちの代替わりという明るさ、そして、GWのさなか、天気が非常に良かったという要素もある。
長年「適応障害」であるあの方は、皇后が務まるのだろうか。あれほど皇室になじまず、「公務に出ない」という選択肢を取り続けてきた人は初めて見た。そういう妻を、あの「一生お守り」新天皇は、諫めることも正すこともできなかった。トランプ大統領夫妻を迎えるのが喫緊の責務だが、ドタキャンしなければいいのだけど。
 
このところネットに「愛子天皇待望論」なんて出始めているが、なにか裏で小和田派のいやな動きがあるのだろう。この間の儀式の際に、出席可能とされる男性皇族が3人、しかも、お1人は車いすの83歳ということで、衝撃を与えたせいかもしれない。しかし、悠仁殿下がいるではないか。男系男子に限られてきた2600年余りの伝統を、「男女平等」とかいう暴論で押しつぶす必要は、現段階では、ない。もし、悠仁殿下に男のお子様が産まれなければ、考えてもいいだろうが、その時にはもう出産可能な皇族はいなくなっているという事実は考えなければならないが。
 
近世でいけば、孝明天皇も、明治天皇も、やっと育った唯一無二の蒲柳の男子であった。過去にそういった後継者危機を乗り越えてきたので、悠仁殿下にも結婚して男子を儲けることを期待したいが、当時と違うのは、側室制度があったことだ。思い切って側室制度を復活させてでも男子、つまり、Y染色体を維持するという手段をとってもいいかもしれない。いろいろ非難を浴びるだろうけど。
 
いつも思うのだが、どうして皇室には女子しか生まれなくなったのだろう。紀宮殿下は「待望の女子」で、現上皇両陛下が喜んでお迎えになった。しかしそれ以降、信子さまに女子2名、久子さまに女子3名と続いたあたりから「?」となり、紀子さまに女子2名、愛子さま、と、女の子ばかり9名も続いた。9人生まれて男子が一人も生まれない確率は、512分の1である。何かに呪われているとしか思えない。欧州の王女たちのように、結婚後も皇女のタイトルを維持してもいいかもしれないが、生まれた子供たちが皇族でなければ、大した意味はない。しかも、KKみたいなヒモにひっかかってしまう皇女も出る始末だ。
 
悠仁殿下に男子が生まれない場合の補助策として、東久邇家の男子を後続復帰させるのがいいのではないか。なにしろ、お母さまは昭和天皇の長女だし、お父様も元・東久邇宮(皇族)である。血筋から行って、これほど適任な方々はいないと思う。とにかく、「愛子天皇」を実現させても、具体的な皇族維持策にはならないことがわからないのだろうか。