歯医者だらけ

うちのあたりでは、何かテナントビルやマンションができると、あれれ、一階には、

 

美容院か、整体か、歯医者がオープンするっていうのが定番。このビルも、まただ。
しかし、本当に歯医者って多い。私の友人で、お父さんが歯医者さんだった人がいるが、彼女の場合、お姉ちゃんが歯医者になり、彼女自身は派遣社員である。しかし、お姉ちゃんの年収は、派遣社員の彼女の年収ととんとんだという。
「もう歯医者はとっくにワープア職になっている」
と友人。
「せっかく6年間も行くんだったら、歯学部じゃなくて医学部に行けば良かった」
とお姉ちゃんがぼやいていると聞いた。そうだよね。お姉ちゃんは私立大歯学部に行った。それほど高額な6年分の学費をかけるとしたら、医学部に行った方がよかったであろう。特にこんな歯医者過剰時代には。
 
新たにオープンするこの歯医者の半径300メートル以内に、歯医者を10軒以上知っている。
歯学部の定員って、どうなっているのだろう。
一方的に削減したら、大学の経営に支障をきたすだろうけど、このまま放置していたらワープアを加速してしまう。
最近、その「半径300メートル以内」にあった歯医者が1軒、つぶれた。