もし武漢ウイルスの問題がなかったら

今の時期、もし、武漢ウイルスの問題が起こっていなかったら、何を議論していただろう。

 

報道されなくなって久しいが、私がずーっと忘れられないのが、あの、「上級国民」こと飯塚老人(88)である。

国は、上級国民の逮捕に徹底して及び腰で、なぜか逮捕をせず、在宅のまま起訴まではした。起訴はされたので、被告人だけど、公判も始まっていないらしいので「飯塚被告」と呼ぶのもしっくりこない。だから飯塚容疑者でいいのかな。

あの爺のせいで、何の罪もない若い母子が殺されてしまい、旦那さんは毎日悲嘆の日々を送っているというのに、爺は、反省もせず、誤操作も認めず、いまだプリウスが悪かったと思い込んでいる。検察も裁判所も、正直いって、この爺の「死に待ち」なのではないだろうか。しかし、死に逃げは許さん。

 

もう一つの事件は、ゴーンである。楽器の箱に入って逃亡という手段もさることながら、そもそもプライベートジェットでの渡航が認められていたし、裁判所は「パスポートを鍵付きの箱に入れておく」だの、「弁護士が被告の状況をチェックする」だのと、小学生でも簡単に盗めたり、いい加減にやれることを保釈要件に入れていたことに、日本の裁判官の幼稚さ、過度の性善説さを知らしめる結果となった。裁判官のレベルってこんな程度なの?

輪をかけて憎たらしいのは、弘中弁護士である。逃げたら「入管のせい」にし、さっさと代理人弁護士を辞任してしまった。この弁護士「無罪引受人」とかいって業界では有名人だが、逃亡までさせるとは知らなかった。死に逃げ、じゃなくて、辞任逃げも許さない。

ゴーンの逃亡先のレバノンでは、金欠により、デフォルト宣言をした。行くところ行くところ、災いを呼ぶのは、「ゴーンの法則」?

 

それはそうと、まだ「説」の段階だが、BCGの接種を受けて免疫のある国民は、武漢ウイルスにやられたり死亡したりする率が少ないのでは、とささやかれ、研究が始まっているようだ。

武漢ウイルスに「かからない」わけではない。予防接種なので「かかっても重篤化しにくい」ということだが、いずれにしても、日本ではほとんどの国民が受けているので、良いニュースである。

 

今は1歳までの乳児に打つそうだが、私は幼稚園か小学校のとき、こんな針がぴんぴん出ている器具で、

 

 

肩に近い上腕部に刺された。この後、みんな、上腕部に醜いぽつぽつができ、長年付き合った。プールのときは、よく目に付いた。

 

ところで、アメリカ人の旦那に「BCG」と言っても通じなかった。

「TB(結核)の予防接種だよ。子供のときしなかった?」

と聞いても「覚えてない」とのこと。はあ。私らは、こんなことばっかり。

ちょっと調べたら、「BCG」とはフランス語の頭文字だそうだが、アメリカでは結核の予防接種ってしないの?