携帯料金もそうだがNHKも

この頃、外に出ているとき、ちょっとした「趣味」が出来た。

 

マンションとかビルの上に、携帯のアンテナ(基地局、って言うの?)を見つけることだ。

5~8階建てくらいの建物の上に設置されているのが多い気がする。1つの建物の上に複数あるのもよく見る。設置に適切な高さと位置の建物、そして、建物のオーナー自身が、設置に寛容で、メンテナンス等のために立ち入るのを拒否しないこと、設置料金に合意してくれること、なんかが条件になってくる、と想像している。ともあれ、基本的に、携帯会社の人たちが、人海戦術で、1つ1つ、建物の所有者らと交渉して設置しているんだろうな。

 

さて、菅政権になってから、この携帯の料金の引き下げに着手しだした。これを下げてくれるのは万々歳だ。政治家自身も、その家族も持っているから、彼らにもわかりやすい問題なんだろう。

時限立法でもいいから、消費税を下げて欲しいと思っているのだが、それは財務省が死んでも許さないだろうから、ま、携帯からでも下げるのは大賛成である。

 

しかし、NHKの馬鹿高い料金はメスを入れてくれるのだろうか。最近、NHKでは「値下げします」なんて宣伝をしていたが、地上波とBSで年2回払いの契約だと、1年間にたったの「600円」だぞ。前にも書いたけど、あまりにせこくて腰が抜けた。天から降ってくる膨大な受信料のおかげで、余剰金は膨らみ、職員1名あたり平均給与が1000万円を越えるそうだが、そんな組織は異常である。

それから、視聴率狙いの民放的なバラエティーなんて一切要らない。正しいニュースと、ドキュメンタリーなどの硬派な放送だけで良い。

 

見てもいないのに受信料を払わされるのも、どう考えても間違っている。最高裁の某裁判官が、退官直前に「いたちの最後っ屁」のような判決を下して逃げるように引退なさったが、これは実に国民を馬鹿にした判決であった。NHK自らが国民の批判に答えてさらなる改革をしてほしい。

 

私は、インターネット時代になったのだから、従量制にして、見た分だけ払うシステムにすればいいと思っている。そのために何か新しい機械でも設置する必要があるなら、NHKがこれまでたらふくため込んできた余剰金で製造し、配布すればいい。それに、クレジットカードや銀行口座をリンクさせ、支払いが滞ったらすぐに受信できなくするようにしたらいい。

ほんと、NHKもなんとかして欲しい。