〆のラーメン? よくそんなの食べられるね

JRが、最終電車の時間を切り上げる決断をしたそうだ。

何でもコロナに便乗して、などと批判する人らもいるようだけど、私は大賛成である。切り上げといっても、せいぜい30分くらいなのだが、それでも良く決断した。私鉄はJRに接続しているから、私鉄もそのうち追随するだろう。

なにより、保線の仕事に従事している人たちに、ほんのちょっとだけ助けになる。保線の仕事は、終電から明け方の始発までにしなければならない。これがきついから、人が辞めてしまい、人手不足だという。そりゃそうだ。我々は、電車が安全に走るのを当然だと思っていないかい。我々の見えないところで働いてくれる彼らのことも考えよう。

 

 

しかし、飲んべえサラリーマンを相手に営業してきた飲み屋さんたちには、ただでさえコロナで収益が減っているのに、このわずか30分の切り上げでも、「さらなる追い打ち」らしい。〆のラーメンを提供してきた店によると、これまで、

「午前0時をまわっても〆の1杯を求める男性客が多く訪れていたが、いまは11時になると、ピタッと来なくなる」

のだそうだ。

 

私が男性の飲み方についていつも驚くのは、なぜ、散々飲んだあとで「〆のラーメン」なんかが胃に入るのか、ということ。巷では、

「飲んだあとにラーメンを食べたくなる」

と言われているらしく、「塩分と水分が欲しくなるから」などと説明するTVも見たことがあるが、女の私には到底想像を絶する話である。ラーメンなんて、どーんとした1食。私なんか昼間ラーメンを1杯食べたら、夜までおなか空かないもん(トシだからね)。

男って、よく、そんなに胃に入るね。しかも、深夜だぜ。0時を回っても列をなしてラーメン食うの?

人間、夜遅くなったら、食わないで寝ることだ。多少空腹でも、遅くなったら寝てしまう方が体に良い。0時を回ってもあれこれ食べたら、デブ直結、生活習慣病直結でしょう? 何より、翌朝起きたときの胃が重たくて気分悪くないか?

 

とはいえ、女は、アイスクリームとかチーズケーキなんかなら、飲んだあとでちょこっと食べてもいいかな、と思う。