爺さんから爺さんへバトンタッチ(がくっ・・・)

森元総理は、たしか、小渕元総理が急死し、沖縄サミットも控えていた緊急時において、ほとんど心の準備もないまま総理大臣を引き受けた経緯があったはずだ。

ガイジンなどとはまず接触した経験も無かったろうに、ビル・クリントンプーチンなど並みいる首脳たちをちゃんと仕切って沖縄サミットを成功させた。ほんと、何の準備もなかったであろうに、よくやったと思う。

 

ラグビーに全くなじみのなかった日本に、ラグビーワールドカップを誘致したのも森氏の功績だったと聞いている。

 

功績は、きちんと褒めよう。

 

しかし、「九仞の功を一簣に虧く」ということわざは正しいかどうか、最後の最後でこうなってしまった。

 

私は女だから、女の悪いとことはちゃんと指摘する。

男を悪く言うのは差別にならないらしいが、女が悪いと言うと、女全体への差別だとヒステリックに取らない方がいい。

それは、こと、身障者や黒人らに落ち度があっても、指摘したら最後、袋だたきに遭うアメリカなどの実例を見ても、ずっと苦々しく思ってきた。

マイノリティーを特権として濫用するな。

 

しかし、ね~~~。

 

森氏(今年84歳)の後任が、また84歳の爺さん、って、どういうことよ?

日本ってそんなに若手の人材がいないか、育てないの?

若者の祭典の組織委員長が、彼らの爺さん世代って。

この機に、例えば、柔道の山下とか水泳の鈴木大地とか、はたまた失地回復で女性の山口香さんなんかが名乗り出てくれたら、と期待していたのに。山下だってもう60歳過ぎているんでしょ。若手ではない。

ほんと、老人の首に鈴をつけられない国だ。