銀行のコンビニATM手数料にギョッ

今時、どこの銀行も経営が苦しい。かつては無料だったものを、あの手この手で有料化している。店舗そのものも負担で、他の支店とどんどん併合している。

 

先日、セブンイレブンのATMからお金をおろそうとしたら、なんと、1回につき「220円」も取られるのを知り、あわててやめた。引き下ろし前にその表示が画面に出てくれて助かった。時間帯が18時をまわると、「330円」も取られることを知った。

そんなわけで、少し歩いてその銀行専属のATMからおろした。

私のメイン銀行は三菱UFJと横浜だけど、どちらも、何か特別なオプション、例えば、銀行指定のサービスの会員になるとか、クレジットカードを持つとかすると、ATM使用料が一定回数ゼロになるサービスも、あるにはある。が、そのうち、銀行専属のATMも維持できなくなり、コンビニATMに丸投げする時代が来るのではないか。現金はまだまだ必須の日本。銀行ATMやコンビニのない、あるいは、少ない田舎はどうなるのだろう。

 

ATM手数料なんか一度でも払ったら、この超低空低金利時代、完全に赤字だ。

かといって、店舗を持たずにネットだけで経営する銀行らの金融商品も、経費がかからない割には、利息が高くない。

いくつかピックアップすると、

 

楽天銀行 「楽天証券」にも口座を持ち、マネーブリッジという設定にすると、普通預金金利が0.1%(証券に口座を持つだけでよく、証券取引する必要は無い)

オリックス銀行 スーパー定期0.7%~

SBJ銀行 定期預金金利が0.25%~

あおぞら銀行BANK支店 普通預金金利0.2%

商工中金ダイレクト 定期預金0.22%

 

と、まあ、かつては最高利率が7%、8%あった時代を考えると、これでもまだ雀の涙。銀行はお金を増やすところではなくなってしまったのだ。

しかも、どこもなんとなく「いわくありげ」な銀行だ。③はK国の銀行だから論外、④はかつての日債銀、⑤は2017年に全行で不正を繰り返した経緯がある。そんなわけで、一般預金者らの信用を失い、貸し付け資金が減少したので、ちょっとだけ高い利率を付してネットで集金をしていると思ったら間違いだろうか。

とりあえず「ペイオフ」があるので(③は外銀で対象外)、普通預金と定期預金の合計1000万円までは保護されるだろうけど、いざそうなったら、ちゃんと返金手続きしてくれるのだろうか?店舗がないだけに、駆け込みに行く場所もないし。

 

年齢を重ねたら、もうこれ以上新たな「投資」は避け、「今の手元資金を減らさない」ことに特化し、年金受給を極力70歳近くまでに遅らせることが一番安全な投資だ、と、You tubeなんかでは言っているけど。年金受取額が142%に増額されても、いつまで生きているかわからないし。