ロシアに国際的お仕置き

2月24日に、

しかし天然資源豊富な国は強えなあ・・・

 

というネタを書いたばかりなのだが、国際的に、ロシアの主要銀行らを、SWIFT(国際銀行間通信協会)からどんどん閉め出す、という手段を執り始めた結果、いくら膨大な資源を持っていたって、

「売っても、カネを払ってもらえなくなる」

のなら、事実上、国際売買が成立しなくなる。かくして、ロシアはほとんど「干上がるのを待つばかり」の状態に置かれたということを知った。

ロシアは、世界全体のGDPの占有率が、わずか「1.8%」(いってんはち%)だという。あれほど広大な国土面積があり、膨大な資源に恵まれていても、いかに、それ以外産業がないか、ということも知った。

戦い、というと、すぐにドンパチを思い浮かべるが、そうでなくて、こういう手段があったのだ。

あれほどの寒冷地だから、国民が食べる新鮮な野菜、果物なども、南方の国々から輸入しているに違いない。プーチンの暴挙のせいで、国民を飢えさせるような事態になれば、クーデターが起こってもおかしくない。食えない民の怒りほど、恐ろしいことはない。

さらには、ロシアの通貨の暴落が開始している。ロシア国民がATMに殺到しているそうだけど、いまはSWIFTから閉め出されているので、外貨、つまり、彼らが換金したがっているドルもほとんど入ってこなくなっているだろう。だとしたら、手持ちの貨幣が紙くずになっていくのを指をくわえて見ていろ、ということか。

 

プーチンも、いつまでも若くて切れ者だと思っていたが、年齢を見たら1952年生まれ、つまり今年で70歳になると知った。老化現象が出てきているのだろうか。早くウクライナから撤退しないと、最悪の場合、配下の者ら暗殺されてもおかしくない。

我が日本は、ここでロシアを困らせて、北方領土の奪回に動くチャンスにつなげてほしいのだが、あの「聞くだけ」総理では、なあ。あの人は聞いてばかりで、決断が極めて遅い。SWIFTからの閉め出しにも、他国がやり出したのを見てようやく腰を上げた始末。

 

ロシアとお友達の支那さまにいちいち「日本はコレをやりますが、よろしいでしょうか」と、お伺いを立てているのだろうか。

岸田は本当に無能だ。早く交替しないと、日本は、西側自由諸国の輪から外されてしまうぞ。ついでにあの「リン・ホウセイ」外務大臣も。