女性の平均寿命はどうなっていくかなあ?

長寿で知られる日本人であるが、いまの平均寿命は、男性81歳、女性87歳くらいだそう。

 

さて、今80歳代というと、男性は高度経済成長期(1955~1973)の就労経験がある人も多いだろう。あの頃は、家庭は女に任せ、男はほとんど家に帰らないくらいがむしゃらに働いていた時代でもあった。そして女性たちは、ほとんど家庭の主婦をしていた世代でもある。女性の寿命が長いのは、若い頃からあまり働かず家に居たせいもある、と勝手に思っている。

 

そこでふと思ったのだが、男女雇用機会均等法が施行されたのは1986(昭和61)年。

そこから男女均等に働き始めた女性たちは、50代になっている。

いま50代、40代、そしてそれより下の世代の女性たちになったら、平均寿命は縮むだろうか?

男と同じように働き始めた女性たち。もちろん、彼女らの中には、かならずしもフルで働いていない人らも多いだろう。けど、総じて社会で働く人数と時間は多くなったので、となると、さまざまなストレスのせいで、寿命はもっと縮むだろうか?

あと30年くらい見続けないと、わからないことではあるけれど。

 

ちなみに、自分で自分の身の回りのことができる「健康寿命」は、男性72歳、女性75歳くらいだそうだ。

つまり、ヨボヨボになってから死ぬまでの「不健康寿命」は、男性は8~9年、女性は12年くらいある。

なぜか女性の方がヨボヨボ年数も長いけど、これも男性並みに縮まるだろうか?