がん保険をどうしようか、悩む

2008年から掛けている東京海上日動がん保険、月々4000円ちょっとである。先進医療特約も付けているが、これってまだ日本の医療ではあまり使われていないから、それにかかる掛け金も安い。

 

この保険、がんと診断されると、保険金が100万円下りる。次にがんになってもまた100万円下りるが、間隔が2年間空いていなければならない。

 

最近、太陽生命で、似たような内容のがん保険が出てきた。上のより安いので、ちょっと検討してみたが、こっちは安い代わり、10年の期間限定となっている。それに対し、上のは、期間が限定されておらず、死ぬまで掛けていられる。

 

さてね~、どうしようかな。安いと言っても、年2万円の節約にもならない。

また、ふと思ったのだけど、そもそも、私は貯蓄が十分あるから、がんにかかる都度、100万円下り、入院費1日1万円、手術の都度20万円もらえて、そんなに有り難いだろうか? さらに、日本の健康保険には、世界に誇る「高額医療費制度」があるから、どんなに医療費がかかっても、個人の負担には上限が設けられている。この理由で、FP(ファイナンシャルプランナー)の間でも「医療保険は要らない」と主張する人がいる(納得)。

 

それに、厚生労働省のほうでも、がん治療を積極的におこなう年齢は、たしか69歳までと定められていたはず。だったとしたら、安い方に切り替えて70歳前にやめるというのも、ありかも。どうしよう。

 

しかし、しかし、これは「がん保険あるある」なのだが、節約しようと思ってがん保険を解約すると、がんが発覚する、というもの。そういう人は当然「ああ~~、解約しなければ良かった!」と、激しい後悔にさいなまれるのであるが、遅い。

 

そんなわけで、いまの東京海上日動がん保険を、「がんにかからないお守り」として持っていようか。悩む。