英語の「th」の発音に泣かされる

今回、新幹線に何回も乗ったけど、発車の際に流れる車内メロディーはいまでも「いい日 旅立ち」。

山口百恵さんが引退なさってからもう40年以上経つけど、旅情を誘うには、これに勝るメロディーはないのかな。

そして、谷村新司さんもお亡くなりになった。

 

ところで、英語の話になるが、いつまでたっても私は英語の「th」の発音が苦手だ。

だいたい、イチイチ舌の先を歯の間に入れるようなかすれ音が嫌い。日本語にはない音だけ、ますます嫌い。

 

うちのアメリカ人旦那は加齢により、聴力も低下している。補聴器を使うよう勧めているのだが、補聴器も、必ずしも具合が良いものではないようだ。だから頑として使わない。

そして私ときたら、生まれつき声が低く、出にくい。自分の声を録音して聞いてみると、思っていた声と余りに違うのでぞっとするくらいだ。TVに出ている「なんとか48」とかいう女の子たちの歌声なんか、マジで私より2オクターブくらい高い。

 

先日、大浴場のある某ホテルに泊まっていたときのこと。交代交代で最上階の大浴場に行っていたのだが、あいつは例によってアメリカの政治番組をYou Tubeで聞いている。なので、私が

「Are you going to the big bath?」

と、天井を指さしながら聞いたら、ふいに聞かれて聞き逃す、というか、全く聞いてくれないことがこのごろ急増してきたアイツは「Huh?」と聞き返す。

私は、出にくい声を荒らげて、もう一度、

「ARE YOU GOING TO THE BIG BATH?」

と叫んだら、

「Big what?」

と聞き返されてしまった。

「Bath」なんていう、超ベーシックな単語ですら聞き返されるほど、私のthの発音はひどいのかよ~。

腰が砕けそうになった。