マジ消滅しそうな秋田県、と、秋田犬

私の母は秋田人だった、けど、幼少期に名古屋に養女に出されたりで、秋田には強い愛着を持っていなかったようだ。

遠かったから、母の里へ遊びに行くことは滅多になかったけど、たまに行っても、いい思い出がなかった。

母と違って、母の妹たちは、料理がど下手だった。

言葉も訛っていて通じないから、遊ぶのに苦労した。

どこにも遊ぶ先がなかったので、せいぜい、川で泳ぐくらいだったかな。

ヤブ蚊が強くて、いとこたちは刺されてもなんともなかったのに、私は刺されるとぶわ~~っと腫れ上がったし、みんなで駄菓子屋に行って合成甘味料と着色料の塊みたいなのを買い食いすると、いとこたちは平気なのに、私だけ体に合わず、嘔吐と腹痛で苦しまねばならなかった。

 

だから、私も、秋田には全然、いい思い出がない。

そして、秋田県は、2050年には、今よりも人口が41.6%も減ってしまう見込みだという。日本で最も消滅が危惧される県になっている。いま91万人くらいだから、50万人台になるね。

これじゃ、1県全体を1市扱いにしないといけなくなるのでは?

 

秋田県で、唯一好きなのは、犬。

昨年12月2日、秋田犬保存会は、忠犬ハチ公生誕百年を記念して、渋谷で秋田犬40頭のパレードを行った。

 

 

 

その翌日、有明の、東京臨海広域防災公園で、秋田犬の品評会も行われた。渋谷は見なかったけどこっちには行ってきた。

 

 

みなさん、秋田県からはるばるこういったワゴン車に、犬を乗せてきてくれたんだ。

 

ふわふわ、もこもこの大型犬たち。

 

成犬で、30kgくらいになるらしい。

 

 

 

戦時中、兵士たちの防寒服を作るため、犬たちは軍に供出させられたそうだが、わずかに手元に残した彼らを大切に守った人たちがいたそうだ。でなければ、秋田犬も、とうに絶滅していたことになる。

秋田県が消滅してしまったら、秋田犬もしかり、だ。