こういう首の取り方は後味悪いね

どう見たって100%ウクライナ人の女性がミス日本に選ばれたとき、複雑だった。

大会側は「帰化して日本人になっているので、まったく問題ない」との見解だった。

ま~、そう言われちゃそうかもしれないが、我々がイメージするミス日本は、吉永小百合さん、夏目雅子さんといったような、見るからに正当な日本女性美を体現した人だ。彼女は、国籍だけは日本になっているけれど、物理的な日本人の血は1滴も持っていない。

 

それに、大会側も、ウクライナの現状がああだから、彼女をミス日本に選んで本戦に出場させることは、ある意味「平和のアンバサダー」のように見られて印象が良い、と考えたのかも知れない。もし彼女がロシア系だったら、選ばなかっただろう。

あわせて、思ったのは、今年の純日本人候補者たちが、不作だったのでは、ということ(←失礼)。

 

しかしこのミス日本、文春砲にやられ、その地位を辞退したと報じられた。

妻有る男性と仲良くなった、という報道が原因らしいが、

「男性側が妻あることを隠して接近したので、彼女の落ち度ではない」

と書いてあった。だったら、報道しなきゃいいじゃん!と思った。これはもう、彼女の首を取りに行くための記事であったのがバレバレである。

 

●●人、ってなんだろう?

 

移民で成り立っているアメリカだと、アフリカ系とかアジア系のミスアメリカが誕生している。

しかし、日本のように移民が少数派である国にとって、国籍が日本だから、ということだけで、素直にウンそうだ、日本代表になっていい、と思えない場面があるのも、気持ち的には、事実。

パリ五輪の卓球代表に、張本兄妹が選ばれた、という。

 

 

この兄妹、血は100%C国人。元の名字は多分「張」かな。

五輪の卓球だと、ヨーロッパの小国のすみずみにまで、C国からの帰化人が行き渡り、その彼ら彼女らが、その国の代表として出場するから、まるで、C国人選手権のようにしか見えないのだ。

この兄妹しか出場しないわけではないが、今回、我が国の卓球界も、その例にならってしまった。