スーパーでの買い物

物価が上がっているので仕方ないっちゃ仕方ないのだが、スーパーで「肉」なんか買うと、レジでの合計額に、ギョッとすることが増えた。

うちのアメリカ人旦那はやたら「protein」と言うので、肉を買わないわけにはいかないのだが、このごろ、厚揚げとか、高野豆腐の出番が増えている。もちろん納豆はなるべく毎日1パック食べるようにしている。しかし、大豆タンパクだけじゃなくて、動物性タンパクだって必要。健康と人生の楽しみを考えたら、食費全体はケチケチしたらいけないんだけど、それにしても、ね。肉を買うのに勇気が要るぅ~。卵の値段は、徐々に元の価格に近くなってきたのだが。

 

日本の伝統食、麩、なんかもいいかもね。「グルテンフリー」なんて食のファッションがあるけれど、あれは欧州系の人に多く出る問題で、その対策で小麦タンパクを摂らないようにしているらしい。アジア人は基本的に小麦タンパクは気にしなくて良いらしい。

 

さて、スーパーで、レジに並んでいると、時々、「合宿でもやっているの?」と思うくらい、カゴに山盛りの食材を購入しているご婦人、あるいはご夫婦を見る。1週間分の食材をまとめて購入しているのか、それとも、家に帰ると、運動部所属の息子が3人くらいいて、彼らに作っては食わせ、作っては食わせ、しているのか。レジの額をのぞき込んでしまうと、1~2万くらいに達している。ひゃ~~。私は子供がいないから、親御さんって大変だなあと頭が下がる。

 

彼らのカゴの中身と比べたら、私の中身は少ないものだが、それで思うのは、日本のスーパーでも、アメリカみたいに、「●品以下の専用レジ」を作ってくれないかなあ。だいたい「7品以下」くらい。ああいう、合宿並みに食品を買う人の後ろに立って待っている時間が、なかなかにしてツライので。でも、日本でコレが普及しないところを見ると、「不公平」のそしりを免れないのだろうか。