変化についていけない人たち

先日、ランチに入ったお店。最近増えているが、注文はタブレット端末で行うようになっていた。

この形式だと、メリットが大きい。まずは、店員さんを呼びよせ、いちいち言葉で注文しなくても良いこと。自分の注文がちゃんとキッチンにストレートに届くし、また、何を注文したか画面上で確認できること。それから、会計にも間違いがないこと。

ところが、向かいのカウンターに座っていた高齢男性、店員を呼び出して「やってよ」と頼んでいた。

あちゃ~~。

私の母は、PCなんて、「触ると壊すかも知れない」という先入観があって全然駄目な世代だったけど、母ほど高齢じゃないのだから、色々試してやってみても良いのではないか、と思った。でも、毎日PCをさわる勤務先にいなかった人では、こういうの、むずかしい、というか、ハードルが高いのだろうか。

 

あと、最近セルフレジも増えてきているが、なにをどうすれば間違うのか、というレベルだと思うんだけど、どうしてもエラーが出てピーと音が鳴ってしまうので、迷惑がかかるから、セルフレジができない、という人がいるらしい。これも不思議。どこをどうやったらエラーが出るんだろう。最近、セルフレジしかない店も出てきているから、そういう人たちはそういった店では買い物をすること自体あきらめなければならない。

 

しかし、それでもセルフレジで商品を自分でスキャンしようと挑む人はまだマシだろう。

いつだったか、ネットを見ていたら、高齢男性が、スーパーのセルフレジにカゴを置いて、店員を呼び出し、

「やって」

と丸投げしている、という話があった。

「お客様、それなら有人レジに行ってくださるようお願いします」

と言うと、ぶち切れるのだという。

 

こういう老人にはなりたくないものだな。

 

2025年には、いわゆる団塊の世代がどっと75歳に突入し、日本の総人口の5人に1人が後期高齢者になるのだそうだ。

ひえ~。