ついに日本でも「やせ薬」が発売されることに

 

大正製薬から「アライ」という名の、やせ薬が来月から発売される。

あ~あ・・・ 日本でも、ついに。海外のデブ大国のこと言えなくなってきそうだな。

 

 

 

HPを読んだところ、この薬は、ウエストサイズ男性85cm女性90cm以上、つまり、国が定める「メタボ」の人たちが対象となっている。しかし、私はそもそもこの、ただウエストサイズだけ見ている「メタボ」という基準には、はなはだ疑問を感じている。身長140cmでも身長190cmでも、同じ基準、ってのが果たして合理的なんだろうか?

 

それから、この薬は薬剤師のいる薬局でしか買えないらしく、また、ウエストを減らすための改善に取り組んでいることを、チェックシートに記入して示さなければならないらしい。

が・・・、薬剤師にそこまで管理・判断を任せるべきものだろうか。

また、薬が欲しいので、ウソ書いて申告したとしても、薬剤師は実生活まで見ているわけでないから、信じるしかないだろう。

そもそも、土台、そういう改善に取り組んでいる人なら、自力でちゃんとやせるだろうに。

 

さらに、この薬を買った人は、ネット上で転売しないかな。製薬会社はそうなっても責任とれるのかな。

 

余談だが、ご存じの通り、アメリカの肥満度は、日本人のレベルをはるかに超えて余りある。

なぜか、イギリスとか、ドイツとか、アメリカとか、先進国でありながらメシマズの国には肥満が多い。

うちのアメリカ人旦那によれば、いまアメリカでは「フードスタンプ」は廃止されて、代わりに、debitカードのような「SNAPカード」が貧困者に支給されているらしい。

SNAPは、

Supplemental

Nutrition

Assistance

Program

の略で、食料品の購入に使われる。

 

そういう貧困者らがこのカードで何を一番買うか、というと、コカ・コーラなんだそうだ(笑)(笑)。

肥満と貧困、無知が、深く連鎖しているアメリカ。だから太るんだよ、っていうモノばかり口にするアメリカの貧困者ら。

 

上記のやせ薬「アライ」は、90日分で8800円だそう。となると、結構リッチな人らしか買えない金額だ。

日本の富裕層は、一般的に教養も高いはずだけど、この日本でも、太るような食事を止めることができないのだろうか。