NHK 大河ドラマと青山アナ

ピエール瀧が、ミュージシャンだということは知らなかった。「あまちゃん」やトイレのCMなどで知られる役者一本だと思っていた。「いだてん」にも出演中で、足袋屋の親父として良い味を出していたのに、ただでさえ視聴率が低迷している「いだてん」には、泣きっ面にハチだろう。大河ドラマといえば、ピエール瀧とは仲が良いらしい、新井浩文こと朴慶培容疑者も、「真田丸」に加藤清正役で出ていた。NHKも、大河ドラマのように1年続く作品だと、出る役者に尿検査を義務付けた方がいいんじゃないかと思えてくる。彼らが出たシーンをその後DVDで発売するときはどうするのだろう。

 
さて、NHKといえば、優雅に(?)、産前産後休業および育児休業を7年間(!!!)も堪能していた青山祐子アナが、ついに退職することになったらしい。
2012年1月に産休入りして以降、今日まで、「在籍」だけはしていても、ほぼ年子のように妊娠、出産を続け、幽霊社員状態であった彼女。していたことは違法ではないのだけど、普通の民間会社ならとっくにお払い箱になっていただろう。
NHKの女性アナを見ていると、その地位やおそらく給与の高さもあって、どなたも出産後カムバックしている。久保田アナとか守本アナとかもそう。いま鈴木奈穂子アナが大きなおなかで夜7時のニュースを読んでいる。「妊婦だって働くんだ」というアピールになるだろうけど、ちょっとハラハラしてしまうし、緊張感のある内容や殺伐とした話の時は、なんかなぁ、胎教に悪そう、と思ってしまう。
 
産んでも働き続けるか否かの唯一無二の意思表示は、ただただ、出産の合間にきちんと復職することである。
青山アナの場合、夫の収入だけで楽に暮らせる経済なのだろうし、初めて子供を産んだのが39歳と高齢だったため、産んで復職、産んで復職、を繰り返すには年齢的に時間がなかったのかもしれないが、在籍を続けたいなら、途中1回でももどってくるべきであった。7年も経った今、戻ってきても、「浦島花子」状態で、使い物にならないであろう。
 
「彼女の休み方は別段違法ではない」の一点で押し切られてもいただけなかったのは、彼女が休業中に神田うのらと「セレブパーティー」などをし、顰蹙を買っていたことだ。更に付け加えるなら、女性は産後、そんなにすぐ月経は復活しない事が多いし、復活が早かったにしても、育児のため「女性モード」が失われ「母親モード」が全開となり、夫の性を受け入れる気にならない人が多いときくが、この人は母乳も出なかったのか、すぐ月経が復活し、避妊もせずに夫を受け入れ、ポンポンポンポンとほとんど年子状態で産み、結局、一度も復職のそぶりも見せなかった。悪い例として、今後語り継がれるであろう。
今から考えると、3人目を身ごもった時点で退職しておくべきであった。