キジが鳴いたら撃たれたけど、強運のおっさん「桜田義孝」

桜田義孝の略歴についてはこちら。

 

 
もともと地元の土建屋で、土建屋のバックボーンを使って柏市議、千葉県議、そして衆議院議員に転じてきた様子。
衆議院議員になったのが1996年10月で、議員歴は23年目になる。
それなのに、当選を続けてきたのは、ひとえに、自民党という所属政党と、「副〇〇」にしか就いたことがなく、表立って人前で活躍したこともなく、従って、無能を取り上げられずに済んできたからだ。
25歳で土建屋を立ち上げたそうだから、それなりの仕事はしてきたのだろうけど、学習能力のなさは目を覆うばかりだ。あれほど人騒がせな蓮舫議員の名など、国会議員なら耳にタコができるほど聞かされてきてもおかしくないのに、この人には耳にも入ってこないのか、活字だけ見て「れんぽう」と思い込んでいたのか。
石巻市についても同様。東北の宮城県にこのような市がある、ということはみじんも知らなかったに違いない。「いしまきし」を、お付きの人間が「いしのまき」とただしても、ただすそばから「いしまきし」と、計3回読んだ。カンペを読む前に、下読みして、間違っていないか確認すらしなかったことがうかがえる。あとで読み間違いを謝罪していたが、読み間違いをしたのではなく、そんな市の名前は最初から知らなかっただけである。
PC音痴はいうまでもないが、昔の個人零細事業主は紙と鉛筆だったから、PCに疎くても仕方なかった面はあるので、それは置いておく。
 
しかし、運がいいと思うのは、こんなに無能なまま柏市民を数十年もだましてくることができた点だ。もう70歳になるので、自民党の党規からいっても、そして、当選確率の無さからいっても、次は出馬しないだろう。元の土建屋に戻っても相手にされないだろうから、このまま引退したってちょうどよい年齢だ。柏市議会から通算して32年、国会議員として23年、表立った仕事をしたことがなかったので、無知無能がバレずに税金で飯を食ってくることができたなんて、こんな強運な男、滅多にいない。