ヒレナガニシキゴイ(皇居東御苑)

皇居の東御苑は、昭和天皇陛下のご意向により、昭和43年から一般開放されるようになったと聞いている(間違っていたらすみません)。丸の内のオフィスビル群の中にある都心のオアシスで、入場料は無料。皇居の一端の美しい庭園を無料で見学できるスポットで、ガイドブックにも出ているらしく、外国人観光客の姿も多い。

以前、皇居の近くで働いていたときは、時々ランチタイムに平川門から入ってお弁当を食べていたなじみ深い場所だ。
 
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今の季節は、つつじが美しい。
 
ところで、同苑内の池には、こんな、ひれの長いコイが泳いでいる。こんな不思議なコイ、見たことない。
 
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説明書きを見たら、魚類学者としても知られる今上陛下のご発案で、インドネシアヒレナガゴイと日本のニシキゴイを交配させて作出されたコイだという。
 
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たまたま、今上陛下が、50年以上前にブルーギルを日本に持ち込んだ結果、日本の在来魚に悪影響を与えるほど繁殖してしまった事実を、
「心をいためている」
と発言なさった記事がネットに出ていた。
 
一国の天皇でありながら、なんという勇気あるご発言であろう。
こういったことを公の場でお認めになるのは、なかなかできないことだと思う。
 
平成の御代も、あと残すところ4日。