ケチがいろいろと付く

日本語には、同音異義語が多い。

ニュースを見ていたら、プロ野球が、この状況なので、オープン戦を無観客で行う、と発表したとあった。

アナウンサーが、

「かんせんしゃ」

と言ったので、てっきり「観戦者」だと思ったら、それに続く話を聞いていると、あれれ、これは「感染者」であった。

まぎらわしい。

 

安倍総理が、ここ1~2週間が感染危機のピークなので、できるだけ外出をしないで欲しいと呼びかけた。

外出しない、ということは、経済活動もどツボにはまる、ということだ。

いくらインターネットの時代とはいえ、何でもネットだけで済むわけもなく、人々が外を歩くことによって落とすお金に依拠している人たちには、どれほどの死活問題だろう。

不要不急の外出を避ける、となると、その不要不急の代表格、というか、消費が必須ではない、旅行、レジャー、外食産業は日干し状態だ。

近所の個人食料品店に買い物に行くと、おやじさんが、

「いやー、人がいない、人が見えない」

とぼやいていた。

 

感染が収まらなかったら、オリンピックも、そっくり1年、後ろへずらすことになるかもしれない。

いっそのこと、その方が安心だったりして。

いや、できるなら、アメリカのTV局のカネによる実効支配なんてなんのその、今年の10月にずらすのが一番なのだけど。

 

そういえば、今回の東京五輪は、最初からケチが付き続けた。

最初はあの「サノケン」のロゴ。

 

こんな喪章みたいに陰気くさいのが何故?といぶかしく感じたら、選考過程もうさんくさかった上、盗作を疑われ、結果、サノケン自身が辞退し、選び直し。

 

次は、あまりにも高額ないし建築困難な設計をすることで有名な、「アンビルドの女王」と呼ばれた建築家ザハ・ハディドによる、最初の国立競技場デザイン案。これも、3000億円近い総工費と、神宮の杜にそぐわぬ奇抜すぎるデザインのため批判が巻き起こり、これまた選び直し。最初にこれを選んだ方も選んだ方だと思う。その後、関係ないけど、彼女は急死した。

 


次のケチは、武漢ウイルス。

まだ別のケチが待ち構えているのだろうか?

神様、日本をお守りください、と言いたいところだけど、官僚や政治家があまりに支那に遠慮しすぎているので、にっちもさっちもいかなくなっている。

 

昨日、iDeCo投資信託のうち、ずっと掛けていた、100%国内株式に投資するものを、スイッチングして、外国株式に投資するものに買い換えてしまった。

外国株式だから良いということはないけど、国内の株式市場に、当面、良い情報が見当たらなくなったから。

と言いつつ、買おうかな~、と思っていた某社の株を、どん底の今、500株購入した。しかし、これはあくまで、使いたい「株主優待」をもらうため。投資目的ではない。