今月のカレンダー、23日と24日が赤いのはなんで?と思っていた。
もし武漢ウイルスがなかったら、五輪が始まっていたはずなんだね。暑いさなかに開くのは心配、と思っていたが、こんなに毎日雨が降る肌寒さになったけど。
なんで23日が祝日?と思ったら、無意味な「山の日」を今年はこの日に持ってきて、24日とつなげる意図だったらしい。五輪が延期になったらこの2日間どうなるんだ?と、いまだ疑問に思っている。どうやらそのままらしい。支那みたいな独裁国家だったら一声でもとに戻すだろうに。こんな簡単に移動できる「祝日」って何?
政府がこの連休を当て込み、22日から「無理矢理」始めることにしていた「Go to キャンペーン」。どうせ、「日本旅行業協会会長様」の二階老人が恫喝してやらせているのだろうけど、感染者数増加の東京発着は除外する、というへんてこな決定を急遽付加した。そこへ、我が神奈川県も本日、「警戒アラート」を発動した。
東京に接し、往来が激しい千葉、埼玉もそのうち発動するだろう。
要するに、まだ外出を控えねばならない状況がむしろ深刻化していると言える。こんな状況下で、生活にとって喫緊でも必須でもない「旅行」を「税金で」推奨するだなんて。
Yahooで見た結果だけど、アンケートをとっても、8割以上の人が反対している。
もちろん、旅行観光業は、いま壊滅的打撃を受けているのはわかる。この時期を乗り越えないと、大量の失業者が出てしまう。が、大変なのは旅行観光業だけではない。コロナのこの時期に頭が下がるほど働いている医療関係もそうだ。大病院では、ボーナスが出ないことを苦にしたスタッフが大量退職に向かっているところもあるし、個人の医院も経営が苦しい。
それを差し置いて、なぜ、命や生活に必須ではない「旅行」だけが先なのか。
二階に恫喝されて、無理矢理言わされている西村大臣も歯切れが悪い。安倍総理はあまりこの件では出てこないようだ。
老政治家とパイプを持っている業界って強いのだなあ(もちろん献金もたっぷりしなきゃ、だろうけど)。
しかし、こればかりは、今回、国民は、政府(二階)が思うほど踊らされないような気がしている。
もちろん、ノーテンキに旅行に出かけて補助金もらうお気楽な人もいるだろうけど、ちょっと考える人は、乗らないと思う。そして、このキャンペーンが不発に終わり、老害二階の失脚につながればいいのだが。
国民の大多数はそんなにバカではない。