郷ひろみ論

このごろ、NHKのBS番組で、たびたび、郷ひろみの特集がある。別にファンというほどではないけど、気がついたら見ている。

私が言うまでも無いが、彼は、天性のアイドルであり、稀代のスーパースターである。

10月で65歳(!!)になるというのに、体も顔もほぼ20~30代のままで、相変わらずキレッキレのダンスをしながら歌っている。

ここまで老けないと、逆に、ちょっと異常ぢゃないか、と思ってしまうほどだ。

もちろん、ダンスやボイストレーニングを続けているプロ根性のたまものだろう。

でも、彼も老眼になっているのだろうか? 白髪は生えているのだろうか? 腰とか膝は痛くならないのだろうか?

むしろ、もうちょっと年相応に老けても良いのではないか?

 

彼については、基本的な疑問がある。

郷ひろみは、歌がうまい」「歌唱力抜群」という評価を聞いたことがないことだ。

65歳にもなるのに、変声期の少年のような、独特の声をしている。

歌唱力という評価については、御三家と言われる(言われた)他の2名の方が格段に評価が高い。彼の場合は、歌唱力というより、郷ひろみにしか歌えない独特な歌を歌っている、というイメージの方が強い。

 

彼は、あの顔とあの姿のまま、70歳、80歳になるのかなあ。

80になっても、キレッキレに踊っているだろうか。だとしたら、まさに国民栄誉賞ものだろう。