ジェンダーギャップ指数について

こういう、性別の平等に関する国際的な調査となると、日本が世界でもドンけつの方に位置するのは、結果を聞く前からわかってしまっている。

 

世界経済フォーラム」という、スイスに本部を置く非営利団体の直近の調査によると、男女の平等について、日本は、156カ国中、120位だったそう。

この調査は「政治」「経済」「教育」「健康」の分野でおこなわるそうだが、日本女性が、政治の場への進出が少ないことが非常に影響しているという。

 

こういう調査をすると、絶対に北欧の国々が上位に来るのだ。「はいはい、またかいな」と毒づいてしまうが、だとしたら、北欧はなぜそんなに女性が社会に進出できているのだろう。

キリスト教背景の国だと、おそらく長時間労働は男女とも尊ばないと思うが、北欧の男どもに限って皆17時で帰宅するとか、家事育児が他の国の男どもより好きだ、とかいうこともないはず。

カギは「移民」じゃないかな。

不法、を含む移民たちは、どんなに条件が悪くても、仕事にありつきたいと思っている。男の移民らは、きつい肉体労働に耐えられるけど、女性の移民らは、やはり家事育児に携わる仕事を選ぶのが多いのではないだろうか。

そういう移民らに家事や育児を丸投げ状態にできるなら、政治や企業の重役にもっと進出できるのだろうけど、逆に、そういうのは「移民の搾取」という問題にならないのだろうか。政治家とか大企業の管理職なんてやっていたら、夫婦の力だけで家庭と両立なんてほとんど不可能だと思うよ。日本では、移民に家事育児を投げるという文化はない。

 

かかる「日本は女性差別の国」というネタは、日本の悪口を広めたくてウズウズしているマスゴミの格好の餌食であるが、反面、国連による「ジェンダー不平等指数」では、日本は世界で24位だ、という結果だそうだ。しかし、日本の地位が高いニュースは、絶対に流れない。

 

こういう記事を読んだ。

 

 

世界経済フォーラムで、いかに「日本女性は大臣や政治家、企業の管理職が少ない」と指摘されようと、日本の女性はものすごく幸福度が高い、という、捨てがたい事実である。

突き詰めてしまえば、日本女性は、男のように政治家、管理職、フルタイム正社員といった、給与は高くても労働のきつい職種に就かなくても、ラクしていられる方がずっとシアワセ、と思っている人が多いのではないだろうか。

かくいう私だって、ろくすっぽ家に居る時間もない、そういった仕事に就くのは、ごめんだなあ。小池百合子さんのように、完全に独身で子供もいない女性でなければ務まるまい。野田聖子氏や稲田朋美氏は、夫が家事育児をしてくれているそうだけど、そんな男は稀だ。

ネットでよく、自分の夫に文句を言ったり悩みを投稿しているサイトを見るのだけど、その中の返答に、

「旦那なんてATMだと思って割り切りなよ」

というのがある。すごいよね、日本の主婦たちって。自分らは働かなくても、健康保険料や年金保険料は免除されているし、ATMがせっせとお金を持ってきてくれる地位にあぐらがかけるんだから。

 

とにかく、「世界経済フォーラムジェンダー指数が低い」が、イコール「女性が不幸」という意味ではない、ということを我々は理解しておかねばならない。マスゴミの、日本を悪く言いたくて仕方ない報道には、報道しないこととのすりあわせが必要だ。世界経済フォーラムでは、女性の政治家や管理職の人数が50:50になれば幸せだ、などとは言っていないはずだし、こういう指数一つで、幸福度等、あらゆる調査結果を示すことはない。また、北欧の方だと税金や物価が高く、外食にもろくすっぽ行かれないと聞いた。

 

そういえば、女性登用を狙って起用された山田真貴子さん、急に入院したけど、その後の報道はないね。女性だからと言って下手に登用するものではない、という教訓を出してしまった。