アメリカ人の超肥満について気がついた事実

アメリカ人旦那が、本気でダイエットに取り組み始めた(と言う)。

そんなに人よりも食べる量が多いわけではないのに、なぜか痩せない人。体質なんだろうか。私に隠れて食べているんだろうか。

最近、クズ兄さんが亡くなったことと、それから、姉さんまで心臓の具合が悪くて入院したのを見て、真剣に「まずい」と思い始めたのだという。しかし、兄も姉も痩せ型である。旦那だけ、美味しいアジア料理に目覚めてしまったので、食べる楽しみを人生に加えたせいだ。兄さんも姉さんも、食べることに興味が無い。

 

アメリカに行くと、もう、もう、象のようなデブがごろごろいる。

「こんなでかいケツの入るジーンズなんてどこに売っているんだ?日本では絶対入手不可能」

と思える人とか、また、ただ単に強度肥満のため、普通に歩けないから、手押し車に体を預けるようにしてやっと歩いていたり、はたまた、車椅子で移動している人も見掛ける。

いつも、いつも、

「どうしてこんなにひどくなるまで肥満を放置しておくのか」

と疑問でならない。

個々の家庭料理のことは知らないけれど、スーパーに行くと、「牛に食わせるのか」と思うほど、1つの容量がでかいジャンクフード、甘い飲み物、ケーキ、冷凍食品がずらーっと並んでいる。唖然呆然。あれを食うんだから。

 

旦那は、いみじくもこんな発見をしたのだ。これが真のきっかけだったようだ。

アメリカには、デブがごろごろいる。しかし、デブの後期高齢者はほとんどいない。これはつまり、『デブは70前後で死ぬ』という意味だ」

と。

アメリカで、80代、90代の人を見ていると、ことごとく痩せている、大デブの80代、90代はいない、って。

いい発見だね。

 

私は、15歳から25歳までずっと肥満に悩んでいたので、デブの苦しみはわかる。幸い、20代後半の結婚時の苦労で激やせし、それ以降ずっと痩せ体型を保っている。「細いですね」と言われると失神するくらい嬉しい。が、反面、あの肥満体の当時の思い出があるので、本当に自分が痩せ型なのか、いまいち信じられないでいる。着痩せするタイプでもあるし。

いつも、スーパーでは、「これ食べたいけど太るなあ」「体に悪い」という葛藤をしながら買い物をする私。この葛藤って結構ストレスになるんだけど、日々のこの我慢のおかげでもあるね。最近、血液検査をしてもらったら、見事にどこも悪くなくて、医師に褒められた。