とっても久しぶりに、昔働いていたところの近くへ寄る機会があった。
「あそこに行くなら、あそこでランチ食べよう」
そう思っていた店があるので、おなかを空かせて行ってみた。
米粉で作ったなめらかなうどんが美味しかった店。
注文したうどんが出てくるまでの間、カウンターに出されている唐揚げ、天ぷら、サラダ、煮物などのメニューが食べ放題だった。
それらを食べながら美味しいうどんを待って、満足していつも出ていた。
行ってみたら、あれれ、お客は入っているが、みなさん「唐揚げ定食」ばかり食べている。だれも米粉うどんを食べていない。
カウンターに出されていた食べ放題の料理も無かったが、これは、コロナのせいだから仕方ない、と諦めた。
うどんのメニュー表があったので見たら、うどんに、唐揚げなど２品付けられることがわかった。
唐揚げとサラダ（というか、レタスのちぎったのにドレッシングかけただけ）を食べていたら、やっとうどんが届いた。器も変わっていたけど、とりあえず食べたら、あ～～れ～～～、米粉じゃない！ ただの小麦粉のうどん！しかもまずい。
店主は同じ人だった。会計時に、以前こちらの米粉うどんが好きだったのに、と話したら、
「もうやっていないんですよ」
と。
あ～～あ。物はみな変わるけど、好きだった店が１つ無くなってしまったのは悲しい。
今日のランチ（中華）は、不気味だった。
私の隣に、40代サラリーマンとおぼしき男が一人で飯を食っていた。
しかしこの男、ずーーーっとブツブツ一人で何か話しながら食べている。食べ終わっても、まだ独り言を言い続けている。
挙げ句の果てにゃ、自分の独り言に対して、笑っていた。それをずーっと繰り返している。
あぶない・・・
あまりチラ見してしまうとこっちの身が危ないので、見ないようにして食べおわった。
