この頃の変な風潮を憂える。
マイノリティーが常に正しく、マジョリティーであることは正しくないのだろうか?
女性>男性、移民>先祖代々住んでいる者、有色人種>白人、貧者>富裕層
そして
同性愛者>異性愛者
みたいな。
少し前、ニュースで見たのだが、アメリカで、バイデン大統領が、同性愛者婚姻法に署名して正式に発効させた。
その際、老大統領は、「新しい時代が来た」とか、にこやかに記者会見していたので、げんなりしてしまった。
アメリカ人旦那に、
「世も末だね」
とこぼしたら、
「It is a meaninless law, because the same sex marriage is already legal and has been for over 10 years due to a Supreme Court rulling」
と言っていた。既に最高裁での判例が確立しているので、事実上、10年以上に渡り、同性同士の婚姻は認められているとのことだ。
なので、この法律への署名は「ダメ押し」みたいなものらしい。
とにかくアメリカ人旦那も、昨今のアメリカの状況には気が滅入っており、
「America is completely corrupt and it is run by degereters and perverts」
(アメリカは今や完全に堕落している。クズや変態らによって動かされている)
と。ラテンアメリカから不法移民を入れないように、トランプ大統領は懸命に国境にフェンスを築いていたのに、民主党政権は不法移民が大好きで、そのフェンスを懸命に壊しているだけでなく、トランプ大統領の再出馬を妨害するために、ありとあらゆる手段を嵩じてきている。
あ、ついでに、
障害者>健常者
みたいな風潮も強まる一方。障害者だとみると、まるで腫れ物に触るような扱いになる。健常者だと悪いのか?
一昔の漫画とか本を見ると「めくら」「びっこ」「かたわ」なんて言葉が出ているが、これら、再版されていたら今は活字を替えているのかな。
下のニュースを見ても、その種類の違和感を感じた。
知的障害者同士でも、性行為をしたら子供はできる。
しかし、その彼らはちゃんと子を育てるだけの収入も知的水準もなく、また、最悪の場合、障害が遺伝する可能性だってあるだろう。
施設の方でも、あらかじめその障害者同士の親たちに「彼らに子供が生まれたらどうするか」と尋ねたら「とてもじゃないが育てられない」と回答されたらしい。
テレビで、専門家とやらが、
「障害者の基本的な人権が妨害されている」
のように、いかにも美しいコメントを流していたが、だったら、経済的にも知的にも育てられないことが最初からわかっているカップルの性行為の尻拭いを税金でしてやるのが「人権を守る」ってことなのか? そういう理屈なら、自分できちんと働いて自力で子供を産み育てている世の夫婦ないしシングルの親たちを、どれほど怒らせることなのかわかっているのだろうか?自力でまかなうのが馬鹿らしくなるような事例を認めすぎてはいけない。
障害は特権でも何でも無い。