大雪と過疎地

いま、日本海側では、大雪で大変だ。

ただし、「大変だ」なんて、実際に体験もしていない人間が、暖かい横浜でつぶやいたら、ほんと失礼なんだけど。

 

大雪に見舞われる県って、ほぼ、人口、とりわけ、若者人口の減少に苦しんでいるところではないか。

青森、秋田、山形などの東北各県は言うに及ばず。

新潟も、多分そう。

毎年、膨大な税金が雪かきに費やされるけれど、それらの人口減少県は、税の支出に耐えられるのだろうか。

県がそこにある限り、雪から逃げられない。

さらに、家にいるのは主に高齢者だ。従って、高齢者でも自分で雪かきをしなければならず、雪に埋もれて亡くなる高齢者が毎日のように出てしまう。

 

住んでいてもらわないと、土地は廃れてしまう。

しかし、どんどん人口が減って、県とか自治体を維持するのが困難になってきたら、国とか県が、強行的に、

「ここには住まないで、◎◎に移住しなさい」

なんて、命じることができるのだろうか。

「ぽつんと一軒家」みたいに、孤島とか、山奥に、一軒だけ一人とか夫婦だけで住んでいる例があるけど、そうした場合、ガス電気水道といったインフラを、彼らのためだけに維持しなければならない。こういうのは、居住の自由より、「コスパ」の観点から維持不相当と見なされたら、やはり転居を命じることってできないのかなあ・・・

 

あ、なんかすごいこと書いてしまった。

過疎地の維持って、どうするのが理想的なんだろう。もちろん、14億人くらい人口をかかえるC国から数千万人くらい、日本のあちこちの過疎地に移住があれば、日本は地方から支那化してしまうので、それも悩ましいなあ。