人口と年金受給開始年齢

2100年には、日本の人口が半分くらいに減少するらしい。

が、ことの本質は「数」ではないと思う。中身、だ。ジジババだらけになる逆ピラミッドがいけない。

しかし、そもそも論だけど、こんな平地面積が狭い国に、1億2300万人居る、って多すぎることはないかなあ。日本と面積が近いドイツ、イタリア両国とも、人口は日本の半分くらいである。なので、逆ピラミッド問題はさておき、日本の現在の人口が適正なのかどうか自体、疑問だ。減っても悪いことばかりではないような気がする。

政府がトチ狂って、C国から5000万人くらい人口を輸入する、とか言い出しませんように。

 

さて、日本より面積は広いが人口が半分くらいの国、おフランスでは、相変わらず「年金受給開始年齢引き上げ」(62歳→他国並みの65歳)になる変更に対するデモが行われているらしい。

あの国ってほんとうに信じられない。義務はちゃんと果たさないくせに、(怠けるための)権利は死んでも離さないし、仕事を堂々さぼれるなら、デモ参加なんて大歓迎だろう。デモだけでなく、街角のゴミに火を付けたりするが、そんなのは立派な犯罪だ。

日本の場合、特別支給の老齢厚生年金(俗に言う報酬比例部分)の支給年齢を徐々に60歳から65歳にずらすことで、これに対応したが、おフランスでも、こういう法改正をしたら、少しは凶暴な反応がまともに・・・・ いや、無理かぁ。

 

 

 

 

とにかく、現代の65歳は昔の定年齢の55歳より若くて元気なくらいだ。それに、日本人はそもそも働くのが好きだし、働くことで健康を得ている面もある。それに、労働は神からの罰という文化もない。みんなで死ぬまでそこそこ働くの、大賛成だ。

また、日本では、お父さんは家に居られると家族にうっとうしがられる(笑)。おフランス人のお父さんたちには、これがないのかな。

 

しかし、若者が減少している日本のこと、年金原資は若者から吸い上げるにも限界なので、消費税増税に頼るのだろうか。

私は年金が破綻する前に死に逃げしたい。