声優さん、落語家さん

国民的アニメ「サザエさん」は、1969年10月から今日まで、53年あまり放送されている。

 

つい先日、「タラちゃん」役の声優さんが急死したとの報道を受けたが、サザエさん開始当初からず~~~っとあの3歳児(タラちゃんって3歳だったかしら?)の声を、87歳の老婆さん(失礼)が演じられてきたとは、驚嘆する。どうやったら声を老けさせずに、幼児のまま保てるのだろう?

そうすると、アニメ開始からずっと同一人物の声を担当しているのは、サザエ役の加藤みどりさんだけになった。

加藤さん、失礼だが、ご年齢を調べさせていただいたら、なんとこちらも83歳だった。

本当に、声優さんたちって桁外れだ。53年間、ほとんど病気もせずに、同じ声を演じ続けて。

しかし、「ドラえもん」で声優陣をがらっと替えたように、サザエさんも、加藤さんの次の候補を確定しておいたほうがいいのではないだろうか、などと、余計なことかな。

先日、ちょっとだけTVを見たら、マスオさんの声に違和感ありありだった。これまでマスオを演じ続けていた2人が、あまりにハマリ役だったせいもあるかな。

 

あと、日曜といえば、「笑点」も、亡くなった円楽さんの代わりのキャストが決まった。

私は落語はど素人なのだけど、今回選ばれた春風亭一之輔さんという方は、超売れっ子という。

へえ~~。それなのに、よく引き受けたものだね。

なにしろ、円楽さんの前に居なくなった、白い服の方の評判がひどかった。あの苦い経験を繰り返さないようにと、慎重に人選していたのではないかな。白い服のあとの宮治さんは、うまくなじんでいるみたい。

 

あと、黄色い方はもう85歳と超高齢だし、ちっとも面白くないし、言いよどむし、おまけに正座もできなくなってしまわれた。

あれ、この人も笑点開始以来、唯一の創設メンバーだったっけ?

サザエさん唯一の創設メンバーとはちがって、こっちの方は、交替しても惜しくない。