高校生の時、ぐわ～っと視力が低下し、右目が0.08になったので、大学に入ってメガネをつくった。が、あまりにも似合わないので、裸眼で暮らしていた。左目がまあまあ見えたから。その後、コンタクトレンズにしてから、ウン十年経った。
どうしてもメガネになじめない。似合わないだけでなく、鼻の上に何か乗っていること自体、不快だ。
私は目が小さいので、メガネをかけたらますます目がちっこく見えてしまうのもある。
コンタクトは、湯気でくもらないし、顔（眼球）を左右に振っても見え方に変わりが無くて良いのだが、ハードレンズだから、目にゴミが入ったらマジで痛いのが欠点。
それでも、東北で大地震が発生したとき、いざという時にメガネならつかんで逃げられるけど、コンタクトレンズケースや保存液を持って逃げられる可能性は低い、と思い、遠距離用の強いメガネを作った（これも、滅多に使わないけど）。さらに、最近、室内ではコンタクトをはずした生活に慣れて行こうか、という気持ちになり、今度は、度の強くない室内用メガネを作った。ちなみに、コンタクトレンズ愛用ばあさんって聞いたことないんだが、コンタクトレンズって、一体何歳くらいまで使えるのだろう？眼科医に聞いても「特に年齢制限はありません」とは言われたけど。
メガネは、コンタクトレンズ屋に附属している眼科で処方してもらい、同じく附属のメガネ店で作った。久しぶりに裸眼視力を測定したのだが、驚いたことに、右目の視力が上がっているではないか。長い間、左の0.4に比べて右がガチャ目で困っていたのだが、今回測ったら、右0.4で左0.3だった。右の方が良いなんて。この回復具合、信じられない。
検査技師さんに、
「びっくりです。いままで右目の視力0.1なかったんですが、視力が上がることってあるんですか？」
ときいたら、あるんですよ、という回答だった。もしかして「良い老化現象」だったりして？
使わない古いメガネ、母が残したメガネ、など、ただゴミに出すのも何だし、と、ネットで調べてみたら、JINSというメガネチェーン店で、古いメガネを回収しリサイクルしていると知った。本当にリサイクルしているのかどうか不明だけど、ただ捨てるより心がいたまない。不要なメガネを持ってJINSに行ってみたら、店頭に、募金箱みたいのが置かれていて、そこに自由に入れてきて良いのであった。ありがたく、処分してきた。
