「キラキラネーム」と「翔」の付く名前

26日のドラフト会議で指名された野球選手の中に、キラキラを発見した。

ロッテが3回はずしてやっと指名した1位選手が「上田希由翔」、きゅーと・・・・だって。

明治大学スラッガーだそうだけど、なんかスラッガーらしくない名前。親は、可愛いから「cute」って付けたのかなあ。

キリスト教的だったら「求戸」とか、そうでなかったら「求人」「求途」だったらまだわかるんだけど(←ほっとけ、って? はい、はい)。

 

しっかし、「翔」がつく名前、多い。司馬遼太郎氏の「翔ぶが如く」がベストセラーになり、この「翔」の字を名前に使いたいという親が増えたので、昭和56年(1981年)に人名漢字に加わった字だという。

この漢字を名前に持っているのは現在42歳以下、ということになる。

ざっと数えたら、育成選手を含め、今年の指名選手122人のうち、彼以外にも8人の名前に「翔」が付く。

 

でも、私は正直この漢字、好きじゃない(←ほっとけ、って? はい、はい)。

大相撲の白鵬は元モンゴル人だから、しこ名で付けられただけだけど、日ハムから巨人に移籍した中田翔とか、山口県阿武町で4630万円が誤送金された件で逮捕された田口翔、とか、ちょっとイメージがナンなのだ。

また、親の方でもその字の読ませ方がマチマチ(=テキトー)なのもひっかかっている。

だいぶ前にTVで見た話なのだが、

 

大翔

 

という名がわりとあるけど、これ、

 

たいしょう

だいしょう

 

なら、まだわかる。けど、ある調査によると18通りも読み方があるのだそうで、上2つ以外だと、

 

 

ひろと

はると

やまと

だいと

たいが

まさと

たいと

つばさ

だいき

おうが

そら

はるま

ひろき

たいせい

たいし

たいぞう

 

などと読むのだって。到底そう読めないけれど、そう指摘された親が、

「勢いで読んじゃって」

と答えていたのが、今でも頭に残っている。漢字って、勢いで読むものなのかい????

親のおつむも、ちょっと知れる。

 

 

 

 

 

親のおつむも、ちょっと知れる。