栗山監督をもっともっとほめよう

FA移籍した大谷のドジャース記者会見で、大谷が、オーナーや監督といったアメリカ人球団関係者より、文字通りあたまひとつ図抜けて体が大きかったので、思わずお~~っと声を上げそうになった。日本人は大体、背が低いと思われているから、彼ほど体のでかい日本人もいるんだよ、という良いアピールになったような気がする。

しかし、ついでだが、水原通訳も、すっごく長身なことも判明し、これにも驚いた。二人そろって、現地のプレーヤーらに混じっても全然引けを取らない背の高さ。いいなあ~。

 

大谷君、高校生のときからマスゴミの受け答えに寸分も非がない。あまりに完璧すぎる、彼のような人格はどう培われてきたのだろう。親御さんが全然表に出て来ないのも、好感が持てる。地元岩手じゃ、きっと親御さんもスターなのではないかな。

 

さて・・・・・

大谷君にばかり注目が集まっているのは当然だけれど、私は、栗山監督をもっともっと賞賛すべきだと思う。

栗山監督は、現役時代、ヤクルトでプレイしていたけど、特にぱっとした選手ではなかったと記憶している(失敬)。

その彼を、日ハムが監督として招聘したときには、正直、

「え~、こんな現役時代これといった実績のなかった人をどうして?ハムもそこまで監督候補者いないのかい?」

と思った(またまた失敬)。

しかし、ふたを開けてみたら、10年以上監督を務め、さらには、WBC侍ジャパンの監督まで務めた。

本当に監督、指導者として大化けされた栗山氏、失礼しました。尊敬。国立大学卒だから、地頭も良い。

 

栗山氏については、最初からメジャーリーグに行くことを公言し、いわば「腰掛け」程度にしかハムに在籍しなかった大谷を受け入れたこと、そしてなにより、当時のプロ野球関係者が「プロではありえない」と思っていたピッチャーとバッターの二刀流を大谷については認めた功績は、いくら絶賛しても足りないと思う。

もし、栗山氏の頭が、某張本氏のように古く固まったものであったら、「絶対ピッチャーかバッターのどっちかに絞れ」と厳命したはずで、だとしたら、今日の大谷君は、なかったはず。

 

大谷君も、もう29歳なんだね。これで10年契約をしたのか。

彼については、下手に結婚しない方が野球に打ち込めるし、幸せなように思える。スケートの羽生選手が、追いかけられすぎてたった2か月で離婚に至った例もあるし。お嫁さんになる人は、大変すぎるだろう。