EV自動車ブームはトヨタ潰しか エコの偽善やウソ

この記事をネットで見て、思わず、「う~ん、そうだ」と唸ってしまった。

 

 

昔(つい20~30年くらい前)は、「木をやめて、プラスチックを使うことがエコ」と言われていた。

昔は、「人口が爆発すると予測されるから、もっと人口抑制を」と言われていた。

昔は、「ゴミは黒いごみ袋に入れて」出していたのに、今は「中身が見えるよう半透明の袋に入れて出す」ようになった。

 

そして、私が聞いた限りだが、昔は、「第●氷河期が来る、地球は低温化している」と言われていたけど。

 

ほんの20年くらい前のエコ理論、人口理論、気象理論が、今は逆転している。

そういった理論を唱えていた人々も理科系の科学者だったろうに、なぜこんな短期間に見解がコロッと変わってしまうのか。

 

さて、EV車は「エコだ」と信じられていて、政府は、EV車購入に補助金まで出している。しかし、EV車に充電できる施設はまだ日本中に十分あるとは思われない。また、日本の物流は長距離運転をする大型トラックにも大きく依存しているが、それら大型車両は、短時間ガソリンを入れればすぐ出発できるが、EV車だと、限られた充電施設に、延々停車していないと充電ができないから、トラックをEV車両にしたって、物流が滞り、物価は上昇する。

EV車を生産するにも、大量の電気を必要とする。そのバッテリーは、交換するのに高額の費用を必要とするが、使用済みのバッテリーの処分にも経費と電力と資源を使う。また、EV車はガソリン車と比較して重量があるので、路面を削るから、さらなる路面の補修がかさむところ、ガソリン税も取れないけれど、その補修費用はどこから調達するのか。

また、今後増加するEV車両に道中十分な充電を行うためには、原発をさらに6~7基建設しないと、電力がまかなえないらしい。

EV車を愛好する人たちには反原発が多そうだ。彼らは、自分のEV車だけは、いかなるところでも必ず充電されると確信しているのだろうか。

それに、それに、EV車のバッテリーは非常に発火しやすい。EV車の輸出入のため大型船舶で海洋走行中、積み荷のEV車が発火した例はいくつもあるが、なにせ海洋の上、誰も消火にかけつけてくれない。EV車や船舶が炎上するだけでなく、逃げ場のない乗組員の命の守りようがないではないか。

 

テスラは、日本では代理店がなく、ネットでポチっとして購入する?らしい(間違っていたらごめんなさい、でも、検索しても日本で代理店が見つからなかったので)。あんな高額な商品を、服でも買うかのように、ネットでポチしろって?

おまけに、同社の車両は、狭い日本には合わず、従って、日本では売れ行きがよろしくないらしい。アメリカの車両メーカーで、海外の基準に合わせた製品を作るところって聞いたことがない。

 

EV車の世界的なブームを見ると、裏に、世界中の自動車メーカーたちによる「トヨタ潰し」の策がある、とも聞いた。ありえる話だと思う。トヨタは、ガソリン車およびハイブリッドをきわめるメーカーであってほしい。ガソリン車は、絶対になくならない。