キリル文字

相撲界では、新しい大関が誕生したが、その伝達に協会から派遣された二人の親方の一方が、この部屋出身の鳴戸親方だったのが、へえ、粋な計らいじゃん、と思った。

鳴門親方は、元ブルガリア人だが、いまは日本に帰化している。紋付き袴もきちんと着こなしておられる。

「協会に残るために、日本国籍への帰化を強制するなんて憲法違反だ」

とか言うサヨの声はあまり聞こえてこないのは、やはり、大相撲という日本古来の伝統の圧倒的なパワーにはかなわないということかな。また、相撲界というごく狭く、特殊な世界のせいかもしれない。

 

ところで、ブルガリアといえば、ヨーグルトのイメージしかないんだけど、たまたま図書館で手に取った「ブルガリア語初級講座」の本の冒頭に、

 

ブルガリア(中略)ロシア語でも用いられているキリル文字の発祥地であることはあまり知られていないかも知れません

 

とあった。へえ~。

 

 

 

キリル文字といえば、(旧)ロシア圏や、モンゴルでも使われている独特の文字だ。

イスラム圏で使われているアラビア文字と同じくらい、我々にはまるで読めない。

しかし、キリル文字使用者や、アラビア文字使用者らにとっては、日本の文字の方が数段わけわからんだろうね。

 

ちょっとしたブルガリアねたでした。