アメリカ人旦那は、割と相撲が好きだ。ルールがシンプルで、アメリカ人でも誰が見てもわかるし。
私は、行司さんの衣装がすごくきれいだなあと思って見ている。
さて、「行司」は、英語では「(sumo) referee」と言うようなので、一応私も「referee」という言葉を使っているが、はたと疑問が浮かんだ。
「What is the difference between "referee" and "umpire"?」
(レフリーとアンパイアの違いって何?)
と旦那に尋ねてみたが、ヤツは「わからん」と答える。
仕方ないので、ネットで調べてみたら、
レフリー=選手と一緒になって動いて判定をする人
アンパイア=決まった場所に固定して判定をする人
らしい。
なので、相撲の行司さんは、声をかけながら、二人の力士の周りを懸命に動き回っているので、referee、と呼んで正しいらしい。サッカーの審判もそう。これに対して、野球の審判は、定位置にいるので、umpireで良いらしい。
蛇足だが、行司さんになるにはどうしたら、というのも調べてみると、義務教育終了から最長19歳までに、行司になりたいと思って、どこかの部屋に入門し、こまごまとした部屋の雑用をこなしながら、親方から行司に推挙される日を待つらしい。推挙されても、行司に必要となるさまざまな訓練を受ける必要があるのだそうだ。
とにかく、彼らが、たったの19歳までに、「行司になる」と決意した人たちだということを知って、驚くばかりだ。