7月に入った。つまり、2024年の前半が終了した、ということ。早いねえ。そろそろ冬支度を始めねば(?)。
7月1日といえば、故ダイアナ妃のお誕生日だったことを思い出す。生きていれば彼女は63歳になっていた。
先日、日本の天皇皇后がチャールズ国王の招へいを受けて訪英したが、チャールズの隣に立っている王妃は当然、ダイアナではなかった。
王妃になることを夢見て、チャールズに嫁ぎ、2人の王子を出産したけれど、旦那のチャールズの心は、いつもカミラさんにある「仮面夫婦」であった。
第三者的には、あれほど若く美しく見栄えよく、世界中どこに出しても熱狂される女性を妃に迎えたなら、大満足で幸せの限りだろう、と思われた。が、チャールズにとっては、ぱっと見、美人でも何でもない年上のおばはん(失敬)が、最も心安らぐ女性だったのだ。
チャールズ自身、内気な少女が、あそこまで華やかに化けるとは予想外だったのだろう。
芋虫が蝶になるかのごとき変化を遂げたダイアナ。結果、世界中どこに連れて歩いても、みんな妃にばかり注目し、自分にはたいして注目が来ないことに、チャールズは内心、嫉妬だらけだったのではないだろうか。
「これは嫁なの、ヨメ! 真の生まれながらの王族は俺なの! 嫁じゃなくて俺を見て!」
と、心の中で叫んでいたのかもしれない。
美人でも何でもない年上のおばはん(再度失敬)なら、みんなさほど注目しない。だからみんな俺を見てくれる、ってのも、国王となったチャールズにはプライドを保てる安心材料であろう。
ところで、今回訪英した日本の皇后は、日程のうち、複数の日が「ホテルにお籠り静養」に充てられたそう。
いつまでも「ご体調に波」で、「適応障害」は生涯治らないのであろうか。
主治医を変更しないのかな、とずっと不思議だ。
お二人でかつて留学したオックスフォードを訪問したそうだけど、外交官時代、留学した外務省同僚全員のうち、修士号が取れずに帰国したのは雅子さんだけだったそうだ。他の同僚はみな1年で修士号を取ったのに、雅子さんだけ2年経っても修士号を取れず、帰国している。
最近ネットでやたら「雅子さま優秀伝説」がふりまかれているけれど、なんかねえ。
源氏物語じゃあるまいし、皇族がそんなに優秀、頭脳明晰だなんて私はみじんも思っていない。ただひたすら、憲法に定められた国事行為と、宮中祭祀の継承に励んでくだされば良い。
現天皇が皇太子時代(2004年)、雅子さまの「人格否定発言」をし、物議をかもしたことがある。
「雅子のキャリアを否定しようとする動きがあった」
とおおせだったが、雅子さんは結婚前5~6年くらいしか外務省におらず、そのうち2年も留学していたなら、実務期間はたった3~4年程度、それもお父様の強大な庇護のもとだ。彼女の人生はほぼお父様に敷かれたレールに乗っていた。
それを「キャリア」と称した当時皇太子は、噴飯物の世間知らずだと思った。妃に吹き込まれたまま言わされたのだろう。
ま、とりあえず今日まで婚姻が継続しているのはめでたいけれど、後継者もなく、あとつぎに天皇としてのふるまいを教える責任もない点は救われているかもしれない。