売買のタイミングは誰にも分からない

証券会社のアカウントを開いて見ると、あちゃー、株価が軒並み下落していた。

ついでにiDeCoの運用益も下落。

 

いま、アメリカ国債で2年ものだと年利5%、5年もので4.38%もあるそうだ。

これなら、わざわざリスクのある株式や不動産に投資しなくてもいいと考えたのか、世界中がドル買い、米国債買いに走ったらしく、円も一時150円まで下落した。

ついでに言えば、9月末まで1g1万円を超えていた金価格も、10月に入ったらガクガクと下降している。

 

 

金は「有事の金」と呼ばれ、戦争など世界的不安要素があると需要が増し、価格が上昇する。ロシアとウクライナの戦争を受けて、一体いくらまで上がるのか?と思ったほどだった。

この戦争が終わったら価格が下がるだろうから、そこまで待って金を追加購入しようと思っていた。が、そのタイミングもまるでわからなくなった。

 

いや、金購入のタイミングの話だけではないね。

人間は、明日の天気も読めない。株にせよ債券にせよ金にせよ、いつ買っていつ売るのがベストなのか、なんて、絶対に誰にもわからない。

ただ「欲しいときに買って、現金が必要なときに売る、その後は後悔しない」しかないのだろう。

 

アメリカのとある有名大学が行った調査によると、株で一番儲けた人、とは、

「ただひたすら、忘れて忘れて、ずーっと長期保有していた人」

なんだそうだ・・・・・。

 

それは言えるかも。私が亡父、亡母から相続した味の素株みたいにね。

毎日、証券会社のアカウントを見て一喜一憂していてはいけないんだよね。

わわわ~~っと上がったり、少し上がったり、下がったり、ずどーんと下がったり、の波は気にしないこと(できれば)。

 

 

<余談>

アメリカ人旦那が、手持ちのUS$を売って日本円を購入した。

その作業を「I replenished XXX yen」などと言っていたけど、「replenish」なんて単語初めて見た。

英語は一生わからない。一生勉強、一生格闘。