「王将」と「カップヌードルミュージアム」

アメリカ人旦那も私も、貧しい家柄で育ったので、外食するにしても、「王将」か「てんや」が多い。アメリカだったらMacかpizzaってところなんだろうけど、餃子や天ぷらと違い、それらは栄養のバランスも悪く、ただ太りそうだ。うちの旦那に至っては、食べ物に関しては全面的に日本の食事を好む。アメリカの〇〇が食べたい、という発言をほとんど聞いたことがない。

 

さてさて、この2チェーン、美味しいだけでなく、一体どうしてこんな低価格で経営していけるのか、と思うほど価格は庶民的だ。

過日も、外を歩いていて、小腹がすいたので大好きな餃子を食べよう、ということになり、「王将」へ。

 

 

ビールも頼まず、餃子2人前(12個)だけ食べてきた。合計638円。

大人2人がビールも頼まずこれしか注文しないなんて、お店としては儲けにもならないだろう(ごめんなさい)。

そもそも、餃子6個で391円なんて、家庭ではこの価格で作れって言われても無理じゃね?

アメリカだったら、二人分にチップがついて、ざっと30ドルは払わないといけないのでは?

それに、店内ポスターによると、にんにくではなく「生姜」の使い方を研究し、今年からさらに餃子が美味しくなりました、と書かれていた。

確かに美味しくなったと思う。

 

多少値上げしたって、それでも安すぎるくらいだから、絶対客は離れない、という記事も出ていた。賛同。

 

 

 

先日京都に行ったとき、大阪府池田市の「カップヌードルミュージアム」まで足を延ばしてみた。ちなみに、もう一つのカップヌードルミュージアムはわが横浜にあります。

 

うちの旦那は、安藤百福氏が、揚げた麺をカップめがけて落としてもどうしてもうまく入らないことを解決するため、逆転の発想で、下に置いた麺に上からカップをかぶせてひっくりかえし、成功した話が、ひどく好きである。「Pivotal invention」と絶賛してやまない。

 

安藤氏の像。

 

  

 

マンホールまで、ひよこちゃん

 

 

即席麺は、食の歴史を変えるほどepoch-makaingな発明だったと思う。安藤氏ご自身が、世間では即席麺は体に悪いように思われているのを否定するため、自ら毎日自社製品を召し上がっていた、という話もいい。

 

最近まで、NHKBSで「まんぷく」再放送していたっけ。