2024年は災難で始まった我らが日本。
昨日は昨日で、羽田空港でJAL機と海上保安庁の支援機が衝突し、炎上するという大事故が発生した。
海上保安庁機は、地震の支援物資を運ぶ予定だっだという。6人の乗務員のうち5人もの貴重な人材を失ってしまった。これもある意味「震災関連死」である。
そしてJAL機だが、乗客および乗組員の計379人は、短時間のうち全員脱出し、けが人はあったものの全員命は無事だったという。
なんという素晴らしい行動だろう。
JALの乗務員も非常時の訓練をたっぷり受けている証拠だし、「我先に」とエゴ丸出しでパニックにならない日本人の国民性が、ここでもよく生かされた。
そして、アメリカ人の旦那も感心しきりだ。
「I am deeply impressed that they were able to get everybody off from the plane in time」
(短時間で全員降機させられたなんて、日本人はすっごい)
と。日本人の国民性がすごいからね~、と私が付け加えようとしたら、ヤツは非常にアメリカ人的な原因をくわえた。
「If it happened on a US airplane, it would be fat people blocking up the aisle and other trying to bring along their carry-on bags.」
(これがもしアメリカの飛行機だったら、大デブが通路をふさいでしまうだろうし、畿内持ち込みの荷物を持って逃げようとする乗客も多いだろう)
と。
そうだ~~、そうだ~~、日本人の肥満の少なさも、こんなふうに素早くスムーズに脱出できた要因だ!
これがもしアメリカだったら、乗客はデブだらけ。通路をふさぐし、脱出シュートにも体がひっかかってしまうんじゃないか?
日本人はルールに従うから、「荷物を持たずに逃げてください」というJALの指示にも素直に従ったに違いない。
昨年6月に私は デブはすぐ「差別だ」と強弁する 航空機編 というネタを書いた。
大デブで、1座席には体がはまらず、「追加の座席は無料で提供するべきだ」と強弁したアメリカ女の話だ。
デブは搭乗に不利だ。
デブや、障害のある人は二言目には「差別だ」と主張するが、こんな非常時に、五体満足な人たちと同様に逃げられないことを考えたら、乗るべきではない交通機関もこの世にあるのだと思ってくれないか。差別でもなんでもない。